大分県玖珠郡九重町にあるキャンプ場「くじゅうエイドステーション」でファミリーキャンプをしてきました。くじゅうエイドステーションのおすすめポイントや感想などを紹介していますので、キャンプ場をお探しの方に参考にしていただければと思います。
くじゅうエイドステーションで2泊3日のキャンプ!
2019年11月2日〜4日の三連休を利用して「くじゅうエイドステーション」さんでキャンプをしてきました。ホームページの雰囲気などからもわかっていましたが、いまふうのおしゃれなキャンプ場ではなく、どちらかというと手作り感のある昔ながらのキャンプ場です。
キャンプ場へのアクセス
くじゅうエイドステーションへのアクセスは福岡方面からだと「九重I.C.」より車で約40分、「湯布院I.C.」より約30分です。やまなみハイウェイから飯田高原美術館通りへ左折し、「オートキャンプ場高原の里」を過ぎ、さらに400mほど進むとくじゅうエイドステーションへ到着します。福岡市から2時間、熊本市から2時間、大分市から1時間半がおおよその時間です。到着したら管理棟で受付を済ませましょう。
キャンプ場の設備紹介
くじゅうエイドステーションの案内図になります。大まかに分けると、右側に管理棟と宿泊棟とトイレ、真ん中に自炊場とお風呂、左側にテントサイトとなっています。
管理棟
山小屋のような雰囲気のある管理棟です。キャンプの受付やレンタル品があればこちらで借りることができます。宿泊棟に泊まられた方々の食堂でもあります。
くじゅうエイドステーションの名前の由来はマラソンやトライアスロンの給水所のことをエイドステーションというそうで、苦しいレースの途中ほっとするエイドステーションのように自分自身のレースに疲れた時、のんびりしていただけるようなところにしたいという思いからだそうです。
鉄道の貨車を改造した宿泊棟
くじゅうエイドステーションの施設は鉄道の貨車を改造した宿泊棟が6つあります。一泊あたり2750円とリーズナブルに泊まることができますので、バイクで旅をされている方や登山客に人気のようです。お食事をつけられる場合は、夕食は1750円、朝食は600円が別途かかります。
トイレ
男女別の水洗トイレです。きれいに毎日掃除されているようですので、清潔に保たれています。ただ、テントサイトからは距離が離れているため、私のところのような子連れのキャンパーはトイレとの往復がそこそこ大変です。
薪風呂とシャワー
ご自身で薪を燃やして利用するお風呂です。薪代として250円ほどかかります。温水シャワーも1人あたり200円です。お風呂もシャワーもあるのですが、近くにたくさんの温泉があるので皆さん利用はされていないようでした。
キャンプ場内を流れる川
キャンプ場内を流れる筑後川水系の黒子川です。流れの緩やかなきれいな小川ですので、夏場は子どもたちが川遊びをしてとっても喜びそうです。残念ながら今は11月ですので枯葉を川に流したり、石を投げて遊ぶ程度でした。
テントサイトを紹介
テントサイトの特徴
さてさて、こちらが皆さんが気になっているであろうテントサイトです。テントサイトは6サイトだけです。一つ一つがとっても広く、隣とはロープで簡単に仕切られているだけです。各テントサイトには木製のテーブルと焚き火サークルが一つずつあります。
今回は一番乗りでしたので、くじゅうエイドステーションの中で一番広く、日当たりのいい第4にテントを張らせていただきました。ただし、私が写真を撮り忘れるという大きなミスをおかしてしまったがため、残念ながら肝心の第4のサイトの写真がありません。
上に紹介しているテントサイトの写真は第6のテントサイトです。テントサイトはすべて大きさや形が違うのですが、第4は一番広くて1辺が10m以上あると思います。テントやタープでいうと6張りくらいは出来るくらい広いです。ツールームタイプの大型テントを使用しても、広すぎて申し訳なくなるほどです。それ以外のテントサイトも第4ほどではありませんが十分に広いので、他のグループを気にせずに広々とキャンプができます。
こちらがテントサイト第5です。第5もとっても広く、3つの家族が一緒にグループキャンプをされており、3つテントを張られていました。
テントサイトの特徴をまとめると
- サイトの広さ:かなり広い区画サイト(1テントサイトあたり4張~5張程度可能)
- 地面:芝と黒土
- 設備:木製のテーブル、焚き火サークル
焚き火好きには最高のキャンプ場!
うちの奥さんはくじゅうエイドステーションがお気に入りになったんですが、その理由がここの焚き火です。焚き火にあったいい薪というわけではないのですが、その薪の値段設定が最高なんです。果物を収穫する時に使うオレンジ色や黄色の「採集コンテナ」って言えばわかりますかね?あの箱一杯に薪が入って1箱250円なんです。
うちの奥さんは薪が安いからって、夜も朝も、どんどんどんどん燃やして、結局3日間で6箱も燃やして帰りました。それでも1250円だから驚きの安さです。薪が高いところは一束で1000円くらいしますよね。とにかく薪をたくさん燃やしたいタイプの焚き火好きにはもってこいのキャンプ場です!
キャンプ場の料金
くじゅうエイドステーションの料金は3歳以上は1人あたり1日600円、そしてテント・タープ持ち込み料金1つあたり1日600円となっています。ただし、スノーピークのランドロックやコールマンのタフスクリーン2ルームハウスのように大型のテント場合は「テント持込料2張分」として計算されます。
我が家の場合は4人家族ですが3歳未満が1人いるので合計3人、タープは今回は張らず、テントは大型なので2張分として計算。それぞれに掛ける600円で1泊あたり3000円といった料金になります。
キャンプ場の周辺環境
買い出し
食材の買い出しは「高原ショップ小野」さんがおすすめです。大きなスーパーではありませんが大抵のものは調達できるかと思います。JAや果物屋なんかもありますが、品揃えを考えると高原ショップ小野以外にはないと思います。コンビニも近所にはないようで、一番近くのコンビニは20kmほど離れているとお母さんが言われていました。
- 住所:大分県玖珠郡九重町田野1512-7
- 電話番号:0973-79-3513
- 営業時間:8:00〜19:00
立ち寄り湯
やまなみ牧場の横に併設された立ち寄り湯です。露天風呂やサウナにも入ることができます。
- 料金:大人500円、子ども200円
- 営業時間:10:00~21:00
- 定休日:火曜日、水曜日
- 住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1681-14
- 電話番号:0973-73-0080
筌の口(うけのくち)温泉共同浴場は24時間入れる村で管理されている共同浴場です。土日は組合の方がいらっしゃいますが、平日は無人となっています。
- 料金:大人200円、子ども100円
- 営業時間:24時間(※清掃時は入浴できません。)
- 住所:大分県玖珠郡九重町大字田野筌ノ口
- 電話番号:0973-76-3150
この他にも九重町周辺には温泉入浴施設が多数あります。
周辺の施設
やまなみ牧場
まきばの温泉館も併設されている「やまなみ牧場」にも行ってきました。入場も有料ですが、乗馬体験や動物への餌やりや触れ合い、パン作り体験、バター作り体験、シープドッグショー、ブランコなどの遊具も揃っています。お子様づれならばここだけで1日が潰れてしまうくらいは遊べるかと思います。
- 入場料:大人400円、子ども200円
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:水曜日
- 住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1681-14
- 電話番号:0973-73-0080
くじゅうエイドステーションの詳細
施設名 | くじゅうエイドステーション |
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住所 | 大分県玖珠郡九重町田野1726-366 |
電話 | 0973-79-3652 |
営業期間 | 通年営業(※年末年始はお休み) |
公式サイト | http://www.kujuaid.net/ |
アクセス | 九重I.C.より約40分、湯布院I.C.より約30分 |
時間 | チェックイン 15:00 チェックアウト 10:00 |
利用プラン | バンガロー、ロッジ・ログハウス・コテージ、区画サイト(芝6サイト) |
レンタル | テント 500円、毛布 300円、鍋 300円、薪 250円、木炭 500円、バーベキューコンロ(炭付) 1500円、まな板 100円、包丁 100円、食器 100円など |
お支払い | 現金のみ、クレジットカード不可 |
入浴 | 温水シャワー 1人200円、薪風呂 250円 |
ペット | ペットOK(※キャンプ場内はリードが必要) |
AC電源 | 電源なし |
オートキャンプ | NG ※荷物搬入時のみサイト内乗り入れOK |
アクティビティ | 川遊び |
くじゅうエイドステーションの感想&まとめ
総合評価
ご夫婦でやられている小規模なキャンプ場ですから、手作り感があってとっても暖かいキャンプ場でした。お母さんにはお子さんの話やキャンプ場の話などたくさん教えていただきました。広いサイトで焚き火を思いっきり楽しめましたし、九重の夜の星空には感動しました。アーリーチェックインにも対応してくれましたし、最終日は精算を済ませればレイトチェックアウトもOKだと言っていただいたので、お言葉に甘えて15時くらいまでゆっくりとすごさせていただきました。
2019年11月02日 利用時の情報を元に作成しております。施設内容やサービスが変更される場合がありますので、より正確な情報をお求めの際は直接キャンプ場までお問い合わせください。